2021/12/10

メールマガジンVol.2021-12を配信いたしました

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 日本ソーシャルデータサイエンス メールマガジン
—- 2021.12.10 [Fri] Vol.2021-12
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日本ソーシャルデータサイエンス学会事務局より、会員の皆様向けのお知らせです。

データサイエンスを簡単に言うと、「数学」×「データ」×「情報技術」を使い、社会の
課題解決にアプローチすることと考えています。情報技術の進歩が著しい中で、現在の
技術の5年後の価値は半減してしまうリスクもあり、継続的なスキル獲得が必要になります。
また数学知識は変わらないものでありますが、知識獲得までに時間がかかる傾向があります。
増え続けるデータ、発展し続ける技術、そして数学知識とバランス良く身につける教育的な
スキームを整えることが必要であり、当学会でも大学・企業と連携して検討を進めて参ります。
会長 水野信也(静岡理工科大学)

【掲載情報】
◆ 前会長挨拶
◆ 理事近況
◆ 論文募集のお知らせ[再掲]

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◆ 前会長挨拶

データサイエンスの分野はますますその重要性を増して、あらゆる分野で大きな貢献を
果たす存在になりました。本学会も発展に貢献することを目的に発足しましたが、今般
新しい会長を得て、ますます力を発揮されることを信じております。わたくしも、会員
として可能な限りお力になれるよう努めたいと存じます。
長い間ありがとうございました。

日本ソーシャルデータサイエンス学会前会長 八巻直一

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◆ 理事近況

「群馬大学情報学部の設置と数理データサイエンス教育」
理事 杉山学(群馬大学)

私が所属する群馬大学では、(旧)社会情報学部と(旧)理工学部電子情報理工学科
情報科学コースを母体として、2021年4月に「人文情報」、「社会共創」、「データサ
イエンス」、「計算機科学」の4つの教育プログラムからなる文理融合の学部として
「情報学部」が設置されました。
この情報学部では、既に文理融合学部であった前身の社会情報学部よりもさらに数理
データサイエンス教育に関して強化し、4つの教育プログラムすべての基礎段階から、
体系的にデータサイエンスの技術を修得するために必要な情報技術と数理、統計学、
機械学習などのスキル、知識を教育するカリキュラムとしました。これらによって、
本学部では、数理データサイエンスを駆使して産業界、地方自治体や学術研究等に貢
献することができる人材を積極的に育成することを目指します。
もちろん、群馬大学でも文部科学省の「数理及びデータサイエンスに係る教育強化」
協力校として選定され、また同省の「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認
定制度(リテラシーレベル)」の認定を受けています。なお、群馬大学におけるこれ
らを含めた数理データサイエンス教育に関する様々な展開については、別の機会に紹
介したいと考えます。

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◆ 論文募集のお知らせ[再掲]

論文誌編集委員長 生田目です.

例年通り来年3月にオンライン公開の形で論文誌の発行を予定しております.
本学会の目的に沿う論文を広く募集します.論文は編集委員会経由で査読を行い,
査読により採録になった論文を掲載いたします.

投稿については以下を順守ください.
1. 学術論文としてふさわしい内容と体裁であること
2. 未公刊であること
 (関連研究がある場合は,それとの差異を明らかにしてください.)
3. 本学会の目的すなわち「大量データの数理的解析に関する学術研究および技術の
  開発を促進し、社会の発展に寄与すること。」に合致していること(ただし,
  用いるデータは大量であることは必須とはしませんし,定量データを必ずしも
  使わなければならないということもありません.)

投稿締め切り:2021年12月15日
投稿先:学会事務局 jsdss@jsdss.org
スケジュール:1月下旬をめどに最初の査読結果をお返しします.修正が必要と判断
       した場合は2,3週間程度の修正期間をとります.
ファイルについて:環境によりレイアウトが変わることを防ぐために,フォント埋め
         込み済みのPDFファイルを含めてで投稿してください.
なお,査読のために,論文本体には著者名,所属先などは記入しないでください.

ご不明点は学会事務局までご連絡ください.
過去の論文誌についてはhttps://www.jsdss.org/journal/をご参照ください.

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◇編集後記◇

今まで私は同姓同名(漢字も同じ)の方を2人お見かけし、うち1人とは少し会話を
したことがあります。といっても、私が小学6年生の時のことで、連絡先も知らず
その場限りのつながりで、たまに「元気かな」と考える程度でした。

そんな中先日、私と同姓同名(漢字も同じ)の娘さんをお持ちの方にお会いしました。
話を進めると、私が小学6年生の時にお会いした方のお父様でした。大変驚くとともに、
「これがスモールワールド、(6次の隔たり)か」と社会的ネットワーク理論の現象を
実際に体験した瞬間でした。理論を実体験することで、少し理論の見え方や考え方が
変化したような気がしました。
(事務局担当)

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日本ソーシャルデータサイエンス メールマガジン Vol.2021-12
発行:日本ソーシャルデータサイエンス学会 jsdss@jsdss.org
https://www.jsdss.org/