イベント・お知らせ
JSDSS2023シンポジウム1日目2/23(祝木)プログラム詳細 – 2/6更新
13:00 開会(12:30開場)
13:10 ~ 14:00 基調講演:「医療・健康分野におけるデータサイエンスの在り方と未来」
順天堂大学 青木茂樹教授
順天堂大学健康データサイエンス学部長(予定)
医学研究科放射線診断学/データサイエンスコース主任教授
〇講演概要
日本が国際社会でプレゼンスを維持するためには、ICT化の推進や教育の充実による生産性向上が必須である。データサイエンス学部の必要性は高い。医療系は経験が重視されICT導入が遅れぎみだが、データの共用が必須な中央部門で、デジタル装置を用いる放射線科の画像診断部門はデジタル化が進んでおり、画像AIの進歩により医療系ではまずこの分野での応用が進んだ。医療・健康データの扱いには人体や疾患の知識のみならず、個人情報などへの配慮が必要で、データを扱う者にもそれなりの知識が必要となる。【<医療・健康> 掛ける <データサイエンス>】の需要は非常に高い。
〇ご経歴
1984年東京大学医学部卒業、1995年山梨医科大学放射線医学助教授、2000年東京大学大学院医学系研究科准教授、2008年順天堂大学大学院医学研究科放射線医学教室教授、2021年医学研究科データサイエンスコース教授、2023年度開設の順天堂大学健康データサイエンス学部長(予定)。2020年度より日本医学放射線学会理事長。専門はライフサイエンス、放射線科学、MRIなど。
14:00 ~ 14:10 可睡斎紹介
今回のシンポジウム現地会場である可睡斎についてご紹介いたします。
14:10 ~ 14:15 休憩
14:15 ~ 14:45 講演「一橋大学におけるソーシャル・データサイエンスの展望」
一橋大学 七丈直弘教授
ソーシャル・データサイエンス教育研究推進センター・副センター長
〇講演概要
〇ご経歴
東京大学理学部数学科を卒業し、同大学院工学系研究科システム量子工学専攻で博士(工学)を取得。東京大学大学院情報学環の立ち上げに際し、助手として着任。その後、特任助教授、助教授(准教授)として、イノベーション研究およびデジタルコンテンツ分野の人材育成に従事。早稲田大学高等研究所、文部科学省科学技術・学術政策研究所、東京工科大学を経て一橋大学に着任。その後、ソーシャル・データサイエンス学部・研究科の設立に従事。研究テーマは、データ駆動型アプローチによる複雑現象の理解。その対象は先端材料から、大学や企業での研究開発、科学技術政策、未来洞察、アニメ製作プロセスまでを含む。
14:45 ~ 15:25 講演「Webexにおけるデータ利用について」
シスコシステムズ合同会社 銭昆様
コラボレーション事業部テクニカルソリューションズアーキテクト
〇講演概要
昨今様々な場面でWeb会議が利用され、音声、映像、共有資料、チャットなど多種のデータがWeb会議上で扱われ、その扱いについて様々な注意喚起や議論がなされています。本講演では弊社サービスのWebexでのデータ利用について、プライバシーの観点、利用の観点、保存の観点からデータの扱いについて紹介します。
〇ご経歴
東京大学工学系研究科を卒業後、2015年にシスコシステムズ合同会社に入社。電話やビデオ会議システムのコンサルティング業務を経て、現在はWebexを中心としたコラボレーション製品全般の製品についてエンジニアとしてプリセールスを担当。
15:25 ~ 15:40 休憩
15:40 ~ 16:10 講演「日産自動車におけるDXと、カーボンニュートラル実現に向けて」
日産自動車株式会社 中村正人様
中部リージョナルセールスオフィス 部長
〇講演概要
自動車業界は100年に1度の大変革期を迎える中、日産はクルマの電動化や自動運転技術のイノベーションにより、人々の移動の可能性と社会の可能性を広げていきます。デジタル技術と人工知能によるクルマや交通サービスのあり方へのチャレンジ、電気自動車を活用した街づくりや、カーボンニュートラル実現につながる取組み等をご紹介します。
〇ご経歴
1994年日産自動車株式会社入社。近畿中四国営業部、国内商品マーケティング、欧州日産出向を経て、グローバル商品マーケティング等を歴任。2020年より東北担当エリアGM、2021年より現職に至る。
16:10 ~ 16:40 講演「学校給食におけるデータ利活用(仮)」
袋井市 石塚浩司様
〇講演概要
学校給食は年間約190日。毎日違う献立を提供しています。日々の献立には、食材・栄養価などが紐づけられ、さらに多くのコンテンツに発展していきます。つまり、給食には無限ともいえるほどのコンテンツやデータがあるのです。今回は、その中から一部をデータサイエンスの見地から分析したことをお話しします。
〇ご経歴
静岡県袋井市生まれ。2006年袋井市役所入庁。翌2007年より学校給食に関わるようになる。袋井市食育推進計画に基づき、学校給食における地場産活用に取り組むようになる。また、学校給食施設の建設計画や既存施設の改修計画にも関わる。効果的な食育の推進や施設の運用にはエビデンスに基づいた考え方が必要との思いから、データサイエンスに関わるようになる。地方公務員が本当にすごい!と思う「地方公務員アワード2020」受賞
16:40 ~ 16:50 実行委員挨拶